多い人で一日当たり6万回も思考をするそうである。
起きている時間を18時間として計算してみると・・・・一日のほぼ全てが思考で埋め尽くされてしまう。
これでは脳みそが休まる暇がないだろう。
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズは、毎日同じ服を着ていたという話は有名だ(同じ服というのは、同じファッションということ)。
その理由は「服を選ぶ時間を仕事に使いたい」から。表現を変えれば、服を選ぶための思考を仕事に使いたいとなるだろう。
頭のいい人は、思考が脳みそにとって大きな負担であることに気づいているのだ。ジョブズは瞑想をしていたそうだから、体感的にもわかっていたのだろう。
だから、省ける思考は極力省いていく。そうすることで、脳みそのパフォーマンスを最大限に引き出すことができるのだ。
一方、思考過多の人の場合、常に思考の海におぼれている状態。ベストのパフォーマンスが発揮できるわけがない。
脳が疲労困憊の時、どのような思考が生じるのだろうか。どちらかと言えばネガティブな思考である可能性が高い(思考の80%はネガティブであるというデータがある)。
思考過多の人は、これが数年どころか数十年続いているのだ。脳細胞へのダメージはとても大きい。
だから、思考は極力少ない方がいい。ジョブズのように、思考を少なくする生活を心がけるのが良いだろう。
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