治療
治療の流れ
実際の治療に入る前にとても大切なことは、症状の原因にある程度目途を付けることです。
そのために問診がもっとも重要です(問診で原因の8割は特定できると言われています)。
従って、当院では患者さんのお話をしっかり聞いてから施術に入ります。
問診の後は、可動域検査と触診になります。これは、問診で得られたヒントを補完する役割があります。
この時点ではある程度痛みの原因に目途が立っていますので、その確認作業になります。
これらの一連の検査を終えてから、実際の治療に入ります。治療は100%手技のみで行っていきます。
また、カイロプラクティック治療で適応となる原因構造は筋肉(靭帯、腱)、神経、関節、内臓の4つの構造です。
詳細は以下のセクションをご参照ください。
- 問診
- 可動域検査
- 触診
- 治療
手技
- 全て手技で治療していきます。
- 最初に原因を特定し、そこにアプローチしていきます。
- 筋肉、関節、神経、内臓の四つの側面から原因を探っていきます。
筋肉
筋肉が損傷すると必ず出血が起こります。出血は治癒の過程で「かさぶた」となりますが、それが周辺とくっついてしまうことがあります(癒着)。
患部周辺で癒着が起こると、それが痛みの原因になります。従って、癒着を手技によって除去することが症状を改善させる方法です。
関節
関節の問題(障害)は大きく分けて2つあります。
- 可動域の制限
- 変位(ズレ)
関節がズレると可動域が制限されることが多いので、両者には強い相関性があります。
関節の運動障害は動作痛(関節を動かした時に現れる痛み)を引き起こします。
検査(触診や可動域検査)によって関節の状態を把握し、手技によって改善させていきます。
神経
神経には末梢神経と中枢神経があります。共に痛みや痺れ、感覚鈍麻、運動麻痺などの原因となります。
抹消神経は背骨(椎間孔)から出て、末梢まで走行しています(脳神経は例外)。
背骨から末梢(足先、手先)までの間で圧迫や刺激をされると、痛みやしびれとして知覚されます。
触診によって神経が圧迫されている部位を特定し、手技によりそれを解放させることで症状を改善させていきます。
内臓
内臓は変位(ズレ)や周辺組織との癒着により、様々な症状を引き起こします。
主な症状は以下の通りです。
- 腰痛
- 坐骨神経痛
- 背部痛
- 膝の痛み
- 肩の痛み
- 便秘
- 胃腸障害
- 睡眠障害
- 慢性疲労
- 生理不順
問診・触診によって内臓の状態を把握した後、手技によって施術を行っていきます。
運動療法
- 必要な場合、自宅にてできる運動やストレッチなどをアドバイスさせていただいてます。
- 当院にて動作などの確認を行い、安全と判断できた場合に限ります。
栄養療法
- 栄養療法は特に以下の症状をお持ちの方にお勧めしています。
- 自律神経系疾患
- 膠原病
- 内臓疾患(便秘、下痢、不整脈など)
- 睡眠障害
- 上記以外にも栄養療法が有効な症状はありますので、お問い合わせください。
- 栄養療法については、別途費用はかかりません。
- また、必要なサプリメントはご本人でお買い求めいただいております(ご希望の方には実費にてお取り寄せしております)。
治療費
- 初診時 8,700円(初診料2,200円+治療費6,500円)
- 二回目以降 6,500円