アメリカから日本に帰国した時、非常に面食らったことがある。
それは、日本のカイロプラクターから神様扱いされたことである。
アメリカでは、カイロプラクターは皆カイロプラクティックの大学を卒業後、国家試験に合格し州ライセンスを取得している。そこがDoctor of Chiropracticになるための最低ラインだ。
従って、アメリカでカイロプラクティックを学んできたというだけで神様扱いは、ちょっとおかしいなと思っていた。
ただ、周囲からそのように扱われ続けると、恐ろしいもので次第に勘違いしてくる。つまり、自分は「神様扱いされるほどすごいカイロプラクターである」という痛い勘違いだ。
幸い、ぼくの場合、その都度心を修正することができたので、痛いカイロプラクターにならずに済んだ(笑)。
この勘違いのことを、瞑想的には「慢の心」と呼ぶ。
慢の心については、以下の記事で書いているので、興味のある方はそちらを読んでいただければ幸いである。
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