今、ミャンマーはミャンマー軍と武装組織との間で内戦状態と言われています。
そういった状況もあり、今回ミャンマーへ渡航するに当たり、多くの人から懸念されました。
ただ、ぼくは自分が実体験するまで信じませんので、対外的に報道されているミャンマーの状況に対しては悲観も楽観もしていませんでした。
もちろん、万が一の状況も踏まえ、コロナ前と心持は多少異なりました。
例えるならば、ロサンゼルスの危険地域に踏み入るような感じでしょうか。
ある程度の緊張感を持ってヤンゴン入りしました。
今回のヤンゴン滞在でコロナ前と異なる点は、滞在先ホテルがヤンゴン郊外にあることと、徒歩での移動は極力避けることの二点です。
いつもなら、ヤンゴンのチャイナタウンにあるホテルに滞在して、朝の散策を楽しむのですが、今回はそれはできませんでした。
ヤンゴン中心部の雰囲気は体感できませんでしたが、ぼく自身の実感として今のミャンマー情勢は報道されているよりも落ち着いています。
空港からヤンゴン市内へ向かう途中には警察官による検問が一か所ありましたが、以前と異なることでぼくが気づいたのはそのくらいです。
後は至って平和な雰囲気。
ただ、ミャンマー人と話をして感じたのは、軍への不満がかなり大きいということ。
特にアウンサンスーチーさんが拘束されていることに対して、怒りを感じています。
スーチーさんはロヒンギャへの対応等でかなり非難されていましたが、国内ではとても人気があります。
ちなみに、ロヒンギャ報道はかなり歪曲されて報道されています(メディアは信用してはならない)。
ぼくが言いたいことは、決して情報に振り回されてはいけないということ。
表に出ている情報のみで自分の行動を決めない(制限しない)こと。
そして、最終的な判断は自分自身の検証・考察に基づいたものであること。
実体験以外は全て妄想です。