固定観念は人の心を不自由にする。
言い換えれば、固定観念に縛られない人ほど、自由な生き方ができるのだ。
何かを決断する時、その決断の前に必ず「固定観念に縛られていないか」と自問自答してみる。
この質問に明確に”No”と言えなければ、再考の余地ありだ。
固定観念は自分が「正しいと信じているもの」である。
例えば、「月曜日から金曜日に働き、土日・祝日は休むべき」という考え方がある(「べき」が付いた時点でヤバいのだが(笑))。
だから、土日祝日・盆正月関係なく働く人を「変わり者」扱いする。
しかし、この固定観念は個人個人によって違って当たり前である。
ここを理解できない人が非常に多い。特に日本人はその傾向が強いように感じる。
ただ、ぼくは固定観念=悪と言っているわけではない。固定観念は誰もが持っているものである。
問題なのは、「固定観念を持つこと」ではなく、最初に書いたように「固定観念に縛られること」である。
それでは、固定観念に縛られた人生というのは、どういうものだろうか。
ストレスで心身共に疲弊し、何かをするモチベーションが湧かず、心には常に不安が付きまとい、些細なことでもイライラし、ただ何となく日々生活している。
おそらく、こんな感じではないだろうか。
思い当たる人は、何かを決断・選択する時、「固定観念に縛られていないか」を自問自答してみると良いだろう。