学生時代に渡米を決意したのは、スポーツ医学が最先端の国がアメリカだったからだ。
そして、Mecca of BodybuildingはアメリカLAのベニスビーチであったことから、アメリカならLA以外に考えられなかった。
だからこそ、アメリカに行く必要があったのだ。
そして、15年のアメリカでの生活に終止符を打つきっかけになったのは、インドでの生活であった。
ここでは詳細は割愛するが、当時「このままアメリカに戻るのは自分にとって良くない」と復路の機上で確信していた。
LA~ムンバイの往復チケット(関空経由)を持っていたが、関空で乗り換えせず日本にとどまった。
しかし、日本にとどまる決意をしたのは、それだけが理由ではなかった。
アメリカよりも日本の方が自分の能力(パフォーマンス)が、活かされると感じていたからである。
そして、今振り返るとその直感は正しかった。
自分のパフォーマンスが活かされただけでなく、さらに進化することができた(カイロプラクターとして)。
このように、ぼくは常に自分の能力が活かされる場を探し求めている。
ただ、一昨日の記事にも書いたように、年齢とともに社会における自分の役割は変わっていく。
その役割を演じるために適した場(環境)は、必ずしも今までと同じであるとは限らない。
いや、むしろ同じであることの方が少ないのではないだろうか。
同じ場にとどまることは簡単であるし、気楽である。
しかし、それに執着することで、失うものはとても大きいだろう。
ホスピスで働いている看護師が、余命いくばくもない滞在者にとったアンケートが興味深い。
「あなたが人生においてもっとも後悔していることは何ですか?」という問いに対するアンケートである。
もっとも多かった回答が、
であった。
挑戦=アクションととらえることもできると思う。
これからも、自分の直感を信じてアクションを起こしていきたいと思っている。