思考停止

何事も検証することが大切である。

他人の言うことを鵜呑みにせず、自分で確かめなければならない。

ぼくは、しばしばセミナー中に「勉強したことは各自が検証して、その有効性を各自で確かめてください」と念を押す。

セミナーで勉強する内容は、ぼく自身は検証を終えていること。

だから、自信を持っている。ただし、それが万人にとって同じ結果になるかどうかは、検証しその結果を見るまでわからない。

 

人は権威に弱い。だから、専門家の言うことを自分で確かめもせず、正しいと思い込んでしまう。こういうのを妄信と言う。新興宗教にはまる人と大差ない。

どんなに権威を持っている人の発言であったとしても、それを自分自身の頭で再考し、検証することがとても大切である。

完全に客観視することは難いしいが、少なくとも自分の頭で考えることで、より客観的な事実に近づくことは可能である。

特に今回のコロナ&ワクチン騒動では、ほとんどの人は思考停止であることが露呈したと思う。

特に日本人にその傾向が強いように感じている。

 

それに比して、アメリカ人で思考停止している人はまだ少ないかもしれない。

それは彼らが受けている教育が影響しているのではないだろうか。

日本の義務教育と違い、「自分の頭で考える」訓練を小さいころからやっているからだ。

 

思考停止した人間は、常に外側に判断の基準がある。

外側に基準があるので、外側が変化すれば基準が揺らぎ、判断も揺らぐことになる。

つまり、思考停止は自分以外の誰かに脳みそをハッキングされた状態である。

逆に思考停止していない人の判断基準は、常に自分である。

自分の考え、自分の感覚が拠り所だ。

そういう人間の言動には、一貫性と安定性がある。

さらに、自信があり、失敗も恐れない。

今後、管理社会が進むと思考停止した人間は、知らず知らずのうちに権威者に家畜化されていくことだろう。

そうならないためにも、常に自分の頭で考え、自分の感覚を研ぎ澄ましておくことが大切である。

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