LA留学、不法滞在の危機を越えて

1. 予期せぬ訪問者

ロサンゼルスに渡って5週間。英語も通じず、孤独に机に向かっていた私の部屋のドアを、突然叩く音がしました。

そこに立っていたのは、大学ボディビル部の後輩・岡田。連絡もなしに、私が日本へ出した手紙の消印だけを頼りに、バスを乗り継いで現れたのです。ネットもスマホもない時代、彼のその驚異的な「行動力」と「笑顔」は、不安で凝り固まっていた私の心を一気に解きほぐしてくれました。

2. 生き残るための「引き算」の決断

当時、最大の悩みはお金でした。学生寮の費用は高く、軍資金がどんどん減っていく状況。

そこで私は、生活レベルを極限まで下げるために引っ越しを決断しました。さらに、断腸の思いで決めたのが「高額な語学学校の中退」です。しかし、これは同時に「学生ビザを失う(=違法滞在者になる)」という、法的な崖っぷちに立つことを意味していました。

3. リスクを承知で

渡米わずか6週間。私は、いつ強制送還されてもおかしくない、法的守りのない「アウトロー」になりました。

そんな綱渡りの私に舞い込んだのは、隣町にあるという「無料の英語学校」の噂。

続きはまた次回。

※この記事は、学長コラム「私の原点(10)」を治療家としての視点で再構成したものです。
当時のより詳細なエピソードはこちらからご覧いただけます:
【学長コラム】私の原点(10)〜まさかの訪問者!ドアの前に立っていた後輩と、渡米6週目の大きな決断〜

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