現在、ボランティア活動のためミャンマーのヤンゴンに滞在しています。 11月26日、本日の活動報告です。
朝8時30分にホテルを出発。まずは近所のお寺へ参拝に向かいました。 現在、そのお寺では敷地内に新しい建物を建設中で資金が必要とのことでしたので、ささやかではありますが寄付をさせていただきました。現地の文化に触れ、心を落ち着かせてから一日の活動をスタートさせました。
NGO事務所でのボランティア施術
その後、いつもボランティア治療でお世話になっている現地のNGO事務所へ。 まずは職員の皆さんに日本からのお土産をお渡ししました。今回は残念ながら、いつも懇意にしている会長が体調不良でお会いできませんでしたが、お電話でご挨拶することができました。
現場では、職員の方の中に「めまい」や「首の痛み」を訴えている方がいらっしゃいました。 日々のデスクワークやストレスが影響しているようでしたので、その場でカイロプラクティック治療を行いました。施術後、表情が和らぐのを見ると、やはり来てよかったと実感します。
お昼は事務所でミャンマー料理をごちそうになり、現地のスタッフと交流を深めました。

僧侶の急患対応:第5中足骨の痛みと鑑別
午後、緊急の連絡が入りました。「ヤンゴン訪問中のお坊さんが足の痛みを訴えている」とのことで、急いで向かいました。
患者様(お坊さん)の右足を診させていただくと、足の甲全体に広がる腫れ(腫脹)が確認できました。 スポーツ医学の知見に基づき、慎重に触診を行ったところ、以下の所見がありました。
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第5中足骨底(足の外側の骨の根元)の激痛
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骨間筋の圧痛
これらの所見と腫れ方から、単なる筋に起因する痛みではなく、「疲労骨折(第5中足骨底骨折)」の疑いが極めて高いと判断しました。
当研究所でも常に心がけていることですが、「カイロプラクティック手技で良くなる症状か、そうでないか(禁忌か)」を見極めることは、治療そのもの以上に重要です。
骨折の疑いがある場合、患部を徒手的に操作することは症状を悪化させるリスクがあり、適応外となります。 私はその旨を丁寧にご説明し、手技による治療は行わず、適切な医療機関での画像診断と処置を受けるようアドバイスさせていただきました。
「何もせず帰す」ことは心苦しいものですが、患者様の体を守るためには、医学的な根拠に基づいた「勇気ある撤退」も臨床家としての重要な責任です。
ミャンマーの食と好み
夜は私のリクエストで、再びミャンマー料理のお店へ。 豚の角煮、ナマズ料理、アヒルの卵などをいただきました。少し脂っこさはありましたが、美味しくいただきました。
ただ、ミャンマー料理(ビルマ料理)は油を多く使うのが特徴なので、個人的にはやはり、もう少しあっさりとしていてコクのある「シャン料理」の方が好みだと再確認した夜でした。
明日も引き続き、現地での活動を行います。
