おはようございます!今朝の名古屋は暖かいです。久しぶりに手袋なしでも大丈夫でした。春の気配が少しずつ感じられます。
例えば、「まだ痛みが10%ある」と考える人と、「もう10%しかない」と考える人がいます(治療前を100%とした場合)。
改善率が高いのは、圧倒的に後者の患者さんです。しかし、意外と前者の患者さんは多いです。
これが50%だとどうでしょうか?「半分しか良くなっていない」と思うか、それとも「半分も良くなった!」と思うかですね。
物事には必ず二面性があります。従って、捉え方には二通りあるわけです。ポジティブかそれともネガティブか、ということです。
どうせなら、ポジティブの方を選びたいものですね。
しかし、選択しているのは、本人の意志です。だから、誰にもコントロールできません。
これは、思考パターンです。
例えば、スクワットをしてもらった時、正しい運動パターンを知っていなければ、大概間違った動作で行ってしまいます。しかし、間違いを指摘して、本人が意識して動作を行えば、正しい運動パターンでスクワットを行うことができるようになります。
正しい運動パターンであれば、怪我のリスクも低いわけですし、より健康になることができます。しかし、ひとたび、悪い運動パターンで行えば、膝や腰を痛めたりしてしまいます。
思考パターンを同じです。「正しい思考パターン」であれば、心は健康な状態を保てます。しかし、「悪い思考パターン」を続けていればいったいどうなるでしょうか・・・身体と同じでいつかは壊れます。
厄介なのは、思考は見えないことです。だから、なかなか修正できません。しかし、自分の思考パターンをよく注視していれば、わかってきます。
とりあえずは、思考が生じたとき、それがポジティブなものなのか、それともネガティブなものなのかを見極めてみることです。
そして、それがもし後者であったなら、その場で修正してしまうのです。これはある程度強引にやってしまうのが良いでしょう。空元気でもOKです(自己催眠みたいなものかな)。スクワット動作を修正するのと同じです。
運動パターンと同じで「ついつい」ということがあると思いますが、そんなことは気にせず、毎回修正をします。すると、意識しなくても正しい思考パターンになっているものです。
正しい思考パターンで心身共に健康に!
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