患者さんのお一人にお坊さんがいらっしゃいます。その方が、「人の死に直面することで、大きな学びを得てきました」と仰っていました。学びというのは、無常とか苦とか無我のことだと思います。
40代も後半になると、ぼちぼち、『死』というのが身近な存在になってきます。
自分と関係があった知り合いが死ぬと、否が応でも自分の死を意識します。それが、自分と近い年齢であればなおさらです。
昨日、知り合いが急逝しました。先月、新年会でも会っていたので、訃報を耳にしたときは茫然自失の状態。今ようやく心の整理が付いたところです。
年を経るにつれて、他人の死を目の当たりにすることが増えていきます。そうやって、我々は死への心構えを学んでいくのかもしれません。
明日は我が身。
今ここに心をとどめ、瞬間瞬間に意識を入れて今日も生きていこう。
合掌
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