おはようございます!
アメリカでの抗議活動が過激化しています。人種問題の根はとても深く、これは永遠に解決しないのではないかと思えるほどです。
これはアメリカだけに限らず、日本、そして世界中で起こっている問題です。
差別は、何か2つのものを比較することから始まります。最初は区別なのだろうけど、それがいつの間にか差別になっていくのでしょう。
だから「比較する」というアクションを止めれば、差別は消滅します。しかし、それはとても難しいこと。
差別ではなくても、私たちは日常的に「比較」しているからです。
例えば、カイロプラクターであれば、患者さんの症状の変化を前回と比較して改善度合いを確認します。
他のケースと比べることで、どのくらいの状態なのかを推測したりもします。
買い物するときも同じです。他の店(サイト)で値段を比較して安いほうを買ったりします。
だから、比べるというアクションは私たちが日常的に行っている行為です。そして、「比較」しなければ、生活が成り立たなくなるというのも現実です。
よって、「比較」という行為を完全に止めることは不可能。しかし、少なくともそれを意識することはできます。
1.自分が比較していることに気づくこと
2.どのような意図を持って比較したのかを明確化すること
この2点がとても大切ではないでしょうか。
ちなみに、心が整ってくると「比較する」というアクションそのものが自然と少なくなっていきます。比較することが無意味であることを理解するからです。