おはようございます!今日の名古屋は朝から雨模様。今朝は雨の中、自転車で強行突破してきました。帰りは止んでいるのかな?
虐待のニュースが後を絶ちません。最近も3歳の女児が酷い虐待の末亡くなっています。記事は読むに堪えない内容。実の母親に虐げられている子供の気持ちを想像すると非常に胸が痛みます。
心理学的には母親のメンタリティが子供に及ぼす影響は計り知れないと言われています(父親よりも母親です)。
子供が生まれて初めて持つ人間関係が母親との関係です。子供は母親の態度を見ながら、価値観を構築していきます。従って、母親が嫌悪感を示すものに対しては、「危険なもの」というレッテルを張ります。
また、虐待されれば、自己嫌悪が増幅していくことでしょうし、大切に愛情を持って育てられれば、自分に自信を持った愛情深き人間に育つことでしょう。
生まれて間もない幼児は、そのような母親の価値観を完璧にコピーしていきます。三つ子の魂百までなどと言いますが、この時期に構築された価値観・性質は潜在意識の中に刷り込まれていきます。良くも悪くも「蛙の子は蛙」なのです。
従って、現在、心理的・社会的に問題があるという方の場合、自分と母親との関係を検証してみると良いかもしれません。
もし、それが余り良好でない場合、なるべく早期にそれを改善させることが、現在の問題解決の引き金になるかもしれません。
現段階で母親が他界(or 生き別れ)されている方の場合でも、母親へのネガティブな感情を昇華させることは可能です(もちろん、亡くなる前に昇華させておくのが良いとは思いますが)。
話は少し変わりますが、先日ご紹介させていただいたカンポンサンは、こんな言葉を遺しています(最後の授業)。
『善き死を迎えるということは、心に苦しみがなく迎えるということ』
『心に苦しみがないということは、心に引っかかるものが何もないということ』
母親との間に引っかかりがあるのなら、せめて自分が死ぬまでには解消させておくべきですね。
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