おはようございます!今朝の名古屋はいい感じで雨が降っています。どしゃぶりではなく、しとしと雨。
自分の周囲にいる人間は、自分自身のこころを反映している可能性があります。
自分の周囲にいる人間は、一緒にいて居心地が良いから、言い方を変えれば価値観が合うから一緒にいるわけです。
30年前、ぼくはまだ大学生だったのですが、現在その頃の友人とはほとんど付き合いはありません。
先方から連絡が来れば、話したり、会ったりする程度でこちらからわざわざ連絡を取ることはありません。
一緒にいても「つまらない」からです。もしかしたら、向こうも「こいつ、つまらなくなったな」と思っているかもしれません(笑)。
これは、お互い「変化している」からに他なりません。もう昔とは違うんです。
ですから、時間を共有する人間は選んでいます。これは差別ではなく区別。そうでなければ、時間がもったいない。
しかし、世の中には驚くべき人たちがいます。誰とでも付き合える人です(表向きは)。そういう人たちは自分を周りと合わせる術に長けています。ぼくには到底できない芸当ですが・・・(笑)。
人間が『成長』できる唯一の源が人間関係だと思っています。つまり、相手があって初めて成長できる(そうでない『天才』もいますけど)。
今、唯一と書きましたが、本を読むことでも成長はできます。しかし、人間関係に比べたら微々たるものでしょう。
最後に吉田松陰の言葉をご紹介。
『徳を成し材を達するには、師恩友益おおきに居り。故に君子は交遊を慎む』
徳を積んだり、自分の才能を引き延ばしてくれるのは、師や友によるものである。従って、君子はいっしょにいる人を慎重に選び、見境なく付き合うということはしないものだ。
9月20日(水)~9月28日(木)まで休診となります