こんな記事をみつけました。
PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
脳には年をとっても衰えない底力があることが、さまざまな研究から明らかにされている。中には、年をとるほど向上する能力もある…
要点を簡単にまとめると、こんな感じです。
- 40歳過ぎからネガティブ記憶よりポジティブ記憶の方が増加
- つまり感情に左右されずストレスに強い
- 高齢者は様々な脳の部位を使い、より深い洞察が伴い知恵脳になる
- 瞑想には脳の劣化防止だけではなく灰白質(学習、記憶処理、感情調節など)を増加させる効果もある
年を取ることでよいこともたくさんありますね。
これをさらに一文でまとめると、
人間は加齢とともに幸せになる
世の中の人を見ると、必ずしもこのようになっていませんが、少なくとも脳科学的には合っているようです。
さて、自分自身を振り返ってみると、当たっているようです。
在米中の20代、30代のころはかなりエキサイティングな毎日だったのですが(心身ともに)、今はずいぶんと落ち着いています。
ただし、人生に対するパッションはいまだ衰えておらず、来る日に向けて準備を整えています。
ところで、上の文言の2つ目、「感情に左右されずストレスに強い」について。
これは、「感情に左右されないこと=ストレスに強い」ということですが、まさしくその通りです。
しかし、これが実践できている人はほとんどいません。
なぜなら、これができるようになるためには、訓練が必要だからです。
過去に一人だけ訓練していないのに、これができている人に会ったことがありますが、このような人は例外中の例外です。
99.999%の我々凡人は訓練しなければ、感情に振り回されっぱなしになります。
脳科学的には40代以上では、これが自然にできるようになるとのことですが、それも「ある程度」までだと思います。
何事も意図しなければ成しえないということですね。
加齢に頼っていてはいけません(笑)。