おはようございます!今朝の名古屋は曇天。気温は高くないが湿気がある。今日はエアコンをドライ設定にしておこう。
自分の不調がどうしても許せないという人がいる。
運動をしたいが、痛みがあってできないことを受け入れられないのだ。
例えば、「走り始めて10㎞くらいで膝が痛くなる」というのがわかっているのであれば、その手前で止めればよいのだが、それが嫌だと言い張る。
体調が悪いときは、その状況を受け入れ対応していけばよいだけのこと。カイロプラクターは、その手助けをするだけである。
このような人たちの思考は何が問題なのだろうか?
いくつかある。
まず、一つ目は「以前と同じように動けないのはおかしい」という思い込み。
「自分はもう何年もこのルーティンで運動をしている。今回のようなことは初めてだ。これはおかしい。」といった感じだ。
確かにおかしいのだが、おかしいのは思考パターンの方である。
この世の中に「いつも同じ」ものなど存在しない。1年前にできたからと言って、今年もできると考えるのは、明らかに論理が破綻している。
次に「この状態がずっと続くのではないか」という根拠のない不安。
これも同様におかしなこと。あり得ない。もちろん、今以上に悪化する可能性もある。大切なのは、現時点で起こっていることに粛々と対応していくことだけである。
いずれにしても、余計な想定を入れないことである。
余計な想定とは妄想のことであるが、妄想はエネルギーを消耗させるだけで、何も生み出さない。疲れるだけである。
ただ、これは「言うは易く行うは難し」である。
反復練習あるのみ。
2016年9月1日(木)関節運動学的セミナー@札幌(肘関節)
2016年9月25日(日)関節運動学的セミナー@大阪 (脊柱)
【8月のお休み】 8月7日(日)
【9月のお休み】 9月1日(木)、7日(水)、8日(木)、25日(日)