ユマニチュードという言葉を聞いたことがあるでしょうか?(ユマニチュード=Humanitude)
ユマニチュードは、お年寄りや認知症の方への対応法(ケア)の一つです。フランスの医療現場で実践されている方法です。
以下の3項目が基本となっています。
- 見る
- 話す
- 触れる
これらの3項目を基本にして、患者さんを対等な人間として扱うようにします。つまり、無視しないということ。
例えば、認知症の方をケアする際、どうしても先入観から「話しかけてもどうせ理解できていない」と思い込んでいる場合があります。
すると、ケアも極めて業務的な心のないものとなってしまいます。患者さんの反応に対しても鈍感になるため、微細な変化に気づきにくくなります。
ユマニチュードでは、医療提供者側が患者さんに積極的に働きかけていきます。そのようにすることで、患者さんからのわずかな反応に気づくようになります。
「反応がない」というのは、実は思い込みであり、患者さん側は全て理解していて、反応もしていたということに気づくのです。
それだけではありません。患者さんに対して優しい気持ちで接することができるようになります。つまり、心のこもったケアをできるようになります。
さらに、このように患者さんの思いに気づき、理解し、対応することで症状の改善に大きく影響します。
ユマニチュードは、カイロプラクターにも大いに参考になる考え方ですね。
【開催予定のセミナー】
2015年12月27日(日) プラユキ師の法話会
スポーツ医学&カイロプラクティック研究所
名古屋市中村区竹橋町13-18オフィスワンタケハシ5階
(名古屋駅より徒歩5分)
電話:052-452-5006
ブログ:スポーツドクターSのざっくばらん
メール:info@sportsdoc.jp
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