アマゾンで「お坊さん便」なるものが登場して物議をかもしているのをご存知でしょうか?
これは、法事をアマゾンのお坊さん便で注文できるシステムで、一回の基本料金は35000円に設定されています。そして、戒名まで注文できるそうです(別料金)。
これには、日本の仏教界から猛反発が来ています。「お布施はサービスの対価ではない。同様に『戒名・法名』も商品ではない」というのが、その主張です。
確かにお布施は、お布施する人の「気持ち」ですから、それに値段をつけること自体に違和感を覚えます。
しかし、一般人はアマゾンを支持している人が多いそうです。法事や戒名などにお坊さんに払うお布施 (お金)が不明瞭であるのに対し、アマゾンでは明朗会計であることに合理性を感じている人が多いのでしょう。
ぼくも、「アマゾンみたいなサービスは合理的で、今の人たちのニーズに合っていていいんじゃない?」くらいに思っていたのですが、あまりにも浅はかな考えであることがわかりました(物事というのは、多角的に観なければいけませんね)。
こちらのリンクをご覧ください。
https://www.facebook.com/kakugen.tange/posts/1002832296473437
(こちらのリンクは早々にリンク切れになる可能性があります)
アマゾンのお坊さん便についてテレビに出演されたお坊さんによる投稿です。
お坊さん便ビジネスの裏側がわかりやすく解説してあります。
また、テレビ局が抱えている様々なしがらみによって、本当の事が捻じ曲げられている様子がよくわかります。
興味のある方はぜひご一読ください。
【お知らせ】
2016年3月27日(日)関節運動学的セミナー@大阪 (肘関節)
2016年5月11日(水)から5月19日(木)まで休診させていただきます。