ブラウニー2個で1000円

緊急事態宣言で暇になるかと思っていましたが、意外とそうでもないです(今のところ)。

コロナ以来、姿を見せなくなった方もいるが、不思議なものでその穴を埋めるかのように別の方が来られる。

しかし、「いつも同じ顔触れ」だとしたら、少々不健全のような気がする。

肉体と同じで新陳代謝はある程度保たれていた方がよい。

 

今日の午後、野暮用で名駅の方まで行く用事があった。

朝、オフィスに入ったら、完全に引きこもりになる自分にとって、昼間に外出するというのは異例なことである。

すると、駅前の交差点でだれかに声を掛けられたような気がした。

「気がした」というのは、その声がとても弱々しく自信のない声だったからだ。

振り返ると見すぼらしい恰好をした浅黒い顔の女性が立っている。

明らかに日本人ではない女性。

怪しげな雰囲気だし、普段ならそのまま無視するのだが、今回は瞬間的にその女性の素性が気になったので立ち止まって話を聞いてみた。

すると、カバンの中にあるものを買ってほしいとのことだった。

見るとブラウニーというお菓子。

 

アメリカにいるときに食べたことがある。決して、自ら選んで食べるお菓子ではないので、ほぼ無料のものや誰かにもらったものだが。

コロナで仕事がなく、ブラウニーを売って日銭を稼いでいるようだった。

確かにこの状況下で海外に在住している外国人は、とても厳しい状況だろう。

ぼくもアメリカに長いこと住んでいたので、外国での生活が外国人にとっていかに制限の多いものであるかは理解している。

だから、たまに外国人を見かけると、昔の自分のことを思い出し、「彼らは日本で苦しい思いをしていないのかなあ」などと余計な心配をしてしまうことがよくある。

話をブラウニー売りの女性に戻す。

聞くと1個500円だと言う。

5㎝四方の普通サイズのブラウニーだ。

コンビニで買えばおそらく200円もしないと思う。

そして、ぼくが通常モードなら、間違いなく値切っている(笑)。

懐を確かめてみると、なんと1000円しか持っておらず、結局ブラウニーを2個しか買えなかった。

オフィスに戻って、ちょうど小腹も空いていたので、白湯(最近はいつもこれ)といっしょにブラウニーを1個いただきました。

残りの1個は明日のおやつにしよう。

味は極々普通のブラウニーだった。

 

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