さて、台中・九份グルメツアーの続きである。
前編をまだ読んでいない人は、ここから読み進む前にそちらに目を通すことをお勧めする。
とは言っても、「そんなの面倒くさい」という読者の方々のために、簡単におさらいをしておくことにする。
朝、台中に到着後、国立自然博物館へ行き、その近所でお昼ご飯を食べ、その後、てんこ盛りのアイスクリームをデザートで食べ、ホテルに戻り休息タイムに入った、というところで終わっている(一文で収まってしまった(笑))。
ホテルに戻ったのが午後4時ころだったが、ほぼ徹夜状態だったので、休息をとることにした。
20代、いや30代前半までであれば、そのままツアーを断行していたであろうが、50歳を目前にした3人にとっては、若干身体が悲鳴を上げていた。
休憩はわずか1時間とした。午後5時にロビーで待ち合わせることにして、各自の部屋へ。
しかし、シャワーを浴びてテレビを見ていたら、あっという間に5時になっていた。
夜市は午後6時からなのだが、その前にある大学へ行くことにした。何でも台中では最もリッチな大学だそうで、観光地にもなっているそうだ。
しかし、到着してみると取り立てて見るべきところはなかった。キャンパスは広かったが、裕福そうな学生とすれ違ったり、彼らが芝生に寝転がっておしゃべりしていたりというぼくにとってはどうでもよい光景しかなかった(従って、写真は一枚もない(笑))。
そもそも、もう心はここにないのである(笑)。
朝も昼も今晩の夜市のためにセーブしてきた。もちろん、3時のおやつのアイスクリームもほとんど食べていない。胃袋は今晩のメインイベントを控え準備万端であった。
もちろん、お約束の消化酵素もばっちり飲んだ。
ひつこいようだが、今回の食い倒れツアーのお供はこいつだ。
Enzymedica, Enzymedica, 消化の基本(Digest Basic), 必須酵素フォーミュラ, 180カプセル
そこからバスに乗り夜市へ。
20分ほどですごく賑やかな通りに出た。
ここは逢甲夜市と呼ばれている。台湾最大の夜市である。
ご覧の通り、すごい人出だ。
毎晩こんな感じだというから驚きである。
ちなみに、現在地を地図で示しておこう。
どちらを向いても屋台なので、目移りしてしまう。
早速、こちらの串を一本いただいた。
ちなみに、20元というのはおよそ60円程度である。つまり、こちらの串は1本60円、6本で300円ということになる。
若い頃ならお得な6串をいってしまうのだが、ここは1串で。選んだのは羊肉だった。美味しいが、こういうのなら日本でも食べられるなというのが正直な感想だ。
次に向かったのがこちらのお店。
看板が途切れていて何と書いてあるのかわからないのが残念である。
矢印で示してあるのがもち米の筒。
もち米の筒の中にソーセージ(台湾ソーセージ)を入れ、そこにもろもろの野菜を詰め込んだホットドッグのような感じだ。
勝手に「もち米ドッグ」と命名させていただいた。
何でも台中でしか食べられないものだそうだ。
台湾ソーセージは欧米のものとは全く違う。若干甘味があるのと、より肉の味が際立っているところが大きな違いである。手作り感があるのもまたよい。
これは素晴らしく美味しかった。日本に持ってきても大ヒット間違いなしである(しかし保証はしない(笑))。
今回の夜市ツアーで最もお勧めの食べ物だ。もし、台中に来ることがあれば、ぜひこれは食べていただきたい。
もち米ドッグを頬張る中年日本人カイロプラクター
途中、台湾ラーメンなどを食べ、結構満腹感が出てきたところで見つけたのがこちら。
大きな窯で何かを焼いている。
眺めていると、「中が見たいか?」と言うので、見せてもらった(もちろん、台湾語なのでそのように聞こえただけだ)。
食べるつもりはなかったのだが、窯の中まで見せてもらい、買わないわけにはいかない。
まんまと敵の作戦に乗ってしまったというわけだ。
そして、出てきたのがこちら。
これは、サクサクの皮の肉包みだ。しかも、中のお肉はかなりジューシーだった。もちろん美味しい。
ここで、我々の疲労はピークを迎えようとしていた。
明日の朝は台湾新幹線で台北へと向かう。
そして、今回の台中・九份ツアー二つ目のメインイベント(メインイベントが二つというのもおかしな話だが)である、九份へ行く。
あの「千と千尋の神隠し」で有名になった九份である。
おそらく、次回でこのシリーズは最終回だ。
お楽しみに。
『タクシーで行くリッチな九份グルメツアー編』へと続く・・・・
2016年9月25日(日)関節運動学的セミナー@大阪 (脊柱)
【9月のお休み】 9月7日(水)、8日(木)、25日(日)