おはようございます!今朝は大腿四頭筋。スクワット4セットで終わり。それにしても、毎朝寒い。筋量が減ったから尚更寒く感じるのか。2週間後は札幌だが、あちらはもっと寒いのかもしれない。
・・・とここまで書いて患者さんが来られたのて一旦中断。
一期一会を大切にしている人も多いと思う。人との出会いというのは、それがどんな人であっても貴重なもの。一期一会の気持ちで接することで、ずいぶんと反応が変わってくるものである(内外共に)。
カイロプラクターとして一期一会を追求した場合、「1回の治療で症状を寛解させる」ということになるだろうか。
いや、結果はどうなるかはわからないから、これは必ずしも正確な表現ではない。「患者さんの訴えに逃げることなくとことん向き合う」と言った方が良いかもしれない。
「脊椎を整えたから、あとは自己治癒するのを待ちましょう」などというのは、逃げ口上以外のなにものでもない(カイロプラクターの逃げの常套手段である)。もしこれが、あなたが通っているカイロプラクターの口癖なら、要注意である(笑)。
人間は誰しも自分の弱みを見せるのを怖がる。カイロプラクターが、上の決まり文句を患者さんに言うのは、弱みを隠しているときである。
治療前の痛みが10で、治療後が10だとしたら、間違いなく何か見当違いのことをやっている。10の痛みが半分の5になったとしても、ぼくは同じだと思っている。
しかし、患者さんの症状に真摯に向き合い、全力を尽くした末に、ほとんど症状が変わらないということもある。そんなときは、お決まりの逃げ口上ではなく、素直に自分のカイロプラクターとしての実力を認め、患者さんに伝えるようにしている。
「ベストは尽くしましたが、結果は伴いませんでした。何か見当違いのことをしていると思います。もし、もう一度チャンスをいただけるなら、ベストを尽くすことは約束します。次回までに原因を再考し、新たな視点で症状にアプローチします」
これくらいのことは、はっきりと宣言したい。
そして、これくらいの覚悟で症状に向き合うこと。ぼくにとっては、これこそが、カイロプラクターとしての一期一会の実践だと思っている。
【お知らせ】
スポーツ医学&カイロプラクティック研究所
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