おはようございます!本日の午前中は瞑想会です。参加者ゼロなので、長目のセッションで集中したいと思います。さて、どこまで気づきを保てるか・・・。
タイの洞窟で12人のサッカー少年と引率の大人1人が行方不明になったニュース、
数日前に全員無事で発見されましたが、洞窟内の水位が高く未だ外には出られていません。
外から救援物資も送られ、健康状態も全員良好とのこと。
問題は洞窟外にどうやって彼らを助け出すかということ。
彼らの居場所に通じる穴から救出するとか、潜水法を訓練した上で救出するとか、いろいろと試行錯誤が続いているようです。
全員無事に外に出られることを願うばかりです。
ところで、引率者は元出家僧とのこと。
タイの男性は一時出家する人もいる(バンコクなど都市部では減っているそうです)ので、元出家僧というのは珍しくありません。
ただこの方の場合8年ほど出家されていたそうなので、一時出家というレベルではなさそうです。
一部報道によれば、彼が子供らに洞窟内でヴィパッサナーを教えて心身を落ち着かせていたことも全員が健康状態を保てていた要因だと言われています。
ヴィパッサナーというのは2600年前から伝わるブッダの瞑想法です。欧米などで流行りのマインドフルネスはヴィパッサナーの一部をアレンジしたものです。
さすが、元出家僧です。こういう時の対応がすばらしい。
ところで、日本でこういう事件が起きたら、どういう反響があるのでしょう。
今の閉塞感満載の日本では、きっと「自己責任論」を唱える正義感溢れる連中がわんさか湧いて出てくるのではないかなあ、と瞑想会の前に妄想しています(笑)。
【お知らせ】
- 7月8日(日)第28回マインドフルネス瞑想会@名古屋
- 日本スポーツ徒手医学協会の会員も随時募集中!
- 10月18日(木)第2回神経モビリゼーションセミナー@札幌