おはようございます!台風が近づいているせいか、今朝の名古屋は蒸し暑くなっています。今はドライ設定でエアコン付けているので快適です。
まずはこちらの絵をどうぞ。
これは4人の盲目の人たちが、象について話している絵です。
象の身体の一部を触り、それを象であると言っているわけですが、4人全員間違いであるのは明白です。
なぜ、間違いであるとわかるのか。それは我々が象の全体像を見ているからであり、象を目で見て知っているからです。
しかし、象を見たことがない盲目の人たちに、象のことを説明するのは至難の業です。
不可能と言っていいでしょう。
感覚的なことを他人に伝えることは不可能ということになります。
しかし、方法はあります。それは自分の意思でそれを理解すればいいわけです。
カイロプラクティックの技術も100%感覚的なものです。
従って、「やり方」は伝えられても「感覚」までは伝えることができません。
(そこがもどかしいところなのですが)
「感覚」は自らの意思で獲得していく以外に方法はありません。
これは、どんな世界でも同じです。カイロプラクティックだけでなく、スポーツでも芸術でも料理でも瞑想でも・・・・
そして、「感覚」を獲得する上で大きく影響する因子が2つあります。
それは、
- センス
- メンター
センスは先天的なもの、メンターは後天的なものです。
どんなことをやるにしても、その人が持っているセンスは大いに影響します。同じようにやってもプロになれる人とアマチュアで終わる人がいるのと同じです。
残念ながら、これは歴然とした事実です(しかし、センスを磨く方法はあります)。
しかし、センスがあってもメンターに恵まれなければ、つぼみのまま一生を終える可能性もあります。
メンターというのは、必ずしも人である必要はありません。本であるとか、ある人が残した言葉なども同様です。
これは縁に左右されますが、基本的に求め続けていれば縁は自ずとやってくるものです。
(それに気づくかどうかは別として)
ぼくは、縁を待つのではなく、取りに行きますが(笑)。
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