「上司に、できない、あの人たちを支持すると伝えた」

最近、患者さんにミャンマーの事について聞かれる。

多くの方が、ぼくがコロナ前から頻繁にミャンマーを行き来しているのを知っているからだと思う。

ご存じの通りミャンマーは現在とても残念な状態になっている。

治安部隊が無防備のデモ隊に対して、無差別銃撃を行っており、連日のように死者が出ている。

現地の知り合いには「何かできることがあればいつでも連絡してください」と言ってあるが、ぼくができることは何もない。

ただ、早く今の事態が改善することを願うばかりである。

 

デモ隊に対して攻撃をしているのは、軍と警察である。

本来はミャンマー市民を守るべき立場にある人間らが、ミャンマー市民の虐殺を行っているのだがら救いようがない。

実際に銃を向けているのは、軍や警察のトップから指令を受けた一兵卒であることは間違いないのだが、果たして彼らはどんな気持ちで銃を打っているのだろうか。

良心の呵責という気持ちは微塵もないのだろうか。

ぼくならトップの命令に従うことはないだろう。

 

こんな記事を見つけた。

BBCニュース

国軍への抗議デモが続くミャンマーから、国境を越えてインドに逃亡した警官10人以上が、BBCの取材に応じた。一般市民を殺傷…

記事中、インタビューを受けたある警察官は、こんなことを話している。

デモ参加者らに発砲するよう命令されたが、2度拒み、逃亡したという。「上司に、できない、あの人たちを支持すると伝えた」

この記事を読み、このように真っ当な人間もいることに少し安堵している。

今の状態は長続きはしない。

遅かれ早かれ、良い方向に向かうと信じている。

最新情報をチェックしよう!