おはようございます!
カイロプラクティックの適応症の一つに坐骨神経痛がある(不適応のケースもあるが)。そして、坐骨神経痛はカイロプラクティックが得意とする症状の一つである。
しかし、坐骨神経痛と言っても原因は多岐にわたり、なかなか手ごわいケースも多い。考え得るあらゆる手段を尽くしても、残念ながら症状が思うように改善しないこともある。
そのようなケースは、もしかしたらカイロプラクティックの限界なのかもしれないし、自分自身の実力の限界(その時点での)なのかもしれない。
いずれにしても、「背伸び」する必要もないし、そもそもそんなこと不可能である。
だから、たとえ「限界なのか?」という疑念がよぎったとしても、目の前の患者さんに対して集中することに気を向けることが大切である。
限界かどうかというのは、治療後に判断すれば良いのだ。
昨年、東京と大阪で神経のセミナーを行ったが、受講された皆さんは、セミナーでやったことをどれだけ活用できているだろうか?
坐骨神経痛のケースであれば、椎間孔から足先まで坐骨神経が走行する全てを満遍なく診るように(もちろん、絞扼の好発部位はより念入りに)。
とにかく、今持っている知識と技術を総動員させること。それを毎日毎回ただただ繰り返すのみである。
2016年6月26日(日)関節運動学的セミナー@大阪 (膝関節)
(セミナー会場が変更となりました。ご注意ください)