おはようございます!昨日はセミナー資料をブラッシュアップしておりました。まだ、若干物足りなさを感じるので、今日は空き時間に微調整する予定です。
昔、吉野家のキャッチフレーズに「早い、安い、うまい」というのがありましたが、世の中は、さらにこの状況が進行しているように感じます。
しかし、このフレーズには気をつけなければならないことがあります。それは、早くて安くてうまい、だけど身体に悪いということ。これで、健康にも良いということであれば完璧なのですが、早くて安いものにそんなことは期待できません。
話題は突然変わり(笑)、カイロプラクティックについて。
これ以前のブログにも何度か書いていることなのですが、全国的にカイロプラクティック学校の生徒が減っています。そして、今年度から募集停止した学校もあるようです。
当然のことながら、カイロプラクターとしての知識と技術の習得には、それなりの時間とお金がかかります。
ちなみに、アメリカだと年間120万円で3年間かかります。しかも、授業は朝7時から午後3時までのフルタイムです。
3年間かけて卒業して、その後州試験をパスしてもカイロプラクターとしては全く使い物になりません(少なくともぼくはそうだった)。本当の勉強はここから始まるわけです。
とても、「早くて安い」というわけにはいきません。
しかし、世の中の風潮は違います。みな、早くて安いものを追い求める。
そんな風潮の中、真逆のカイロプラクティックという仕事は、人気がなくなるのも当たり前なのかもしれません。一部、「早くて安い」を打ち出しているジャンクな学校には、生徒が集まっているのかもしれませんが・・・
本場アメリカのカイロプラクティック大学を出たとしても、それだけでは使いものにならないのに、そんなジャンク学校で勉強しても、カイロプラクターと言うにはおぞましい、「得体の知れない」何かしか出てきません(笑)。
もし、これからカイロプラクティックを学ぼうと考えている気概のある人は、この辺のところをよく考えてほしい。
また、ジャンクな学校を出てしまったという人は、これからいくらでも挽回できます。実際、そのようなカイロプラクターをたくさん見てきています。ご安心ください。
追伸;写真はアメリカ版Yoshinoyaです。
【お知らせ】
2016年4月24日(日)関節運動学的セミナー@大阪 (手関節)
2016年5月11日(水)から5月19日(木)まで休診させていただきます。