過程と結果

限られた時間の中で最大限の努力を惜しまず。

カイロプラクターなら日々当たり前のように実践していることと思います。

誤解を恐れずに書けば、結果は二の次です。

いや、結果は過程の積み重ねで生じるもの。

私たちは結果をコントロールすることはできませんが、過程はコントロールできます。

結果は二の次と書きましたが、過程において最大限の努力を積み重ねていれば、良い結果は自ずと生じてくることが多いです。

まさに因果応報です。

 

先週初診で来られた方が、本日2度目の治療に来られました。

主訴は背中の痛み。鋭い、局所痛がT6の右側にあります。

深呼吸、上半身の屈曲、伸展で痛み増悪。

経験のあるカイロプラクターなら、この時点で肋骨に問題がありそうだという勘が働くことでしょう。

1回目の治療後、痛みは3/10。若干、不安を残しながらタイムオーバーとなりました。

すると、その2日後に電話があり、痛みが治療前の状態に完全に戻ったとのことでした。

そして、本日2回目の治療。初診から4日目です。

予後経過がこれだけ芳しくないということは、初診時に見逃している原因があるということ。

指先の感覚に集中して、問題と思われる個所を一つ一つ潰していきます。

そして、再チェック。痛みは全く改善しません。これには往生しました。久しぶりのタフケースです。

過去に診た肋骨起因のケースは、ほぼ1回、どんなに多くても3回で痛みは完全消失しています。

しかし、今回だけは事情が違うようでした。

2回目の治療はタフになることは、予想していたので少し多めに時間を確保しておきました。

まさに「無い知恵を振り絞り」、考えられるあらゆる原因と治療法を試しましたが、なかなかうまくいきません。

五十肩と神経起因の症状以外は、原因さえ突き止めてしまえば1回の治療で痛みは完全消失する場合がほとんど。

どう考えても、ぼくが何かを見逃しているはずです。

最後はある一定の動作をしなければ痛みは現れないところまで行きつきましたが、最後の最後まで納得の行く結果を得ることはできませんでした。

しかし、過程で最大限の努力を積み重ねたという感覚は十分得られていたので、終わった後は気分はすっきりしていました。

過程で最大限の努力を積み重ねなければ、後悔ばかり積み重なっていきます。

患者さんに対して示しがつかないだけでなく、自分の心にも大きな傷をつけることになりますね。

 

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