足の甲のしびれ

患者さんの中に医学生がいます。

医学部に入学してすぐの頃、当院に来られました。

その後、数回来れましたがその後はまったく音沙汰なし。

そして、先週久しぶりに来られました。

なんとすでに6年生で、現在医師国家試験に向けて勉強中とのこと。

時間の流れの速さには本当に焦ります。

数年前に来られていた時、「将来、カイロプラクターになりたい」と言ってたので、その時は「とりあえず医者になってから考えてみては?」とアドバイスしておきました。

今回、彼の方からそのような話題は出てこなかったので、きっと興味のある領域を見つけたのでしょう。

ぼくからは、あえてその話題には触れませんでした。

 

今回の来院の理由は「足の甲のしびれ」でした。

1週間前に発症。

なかなか改善しないので、心配になってきたとのことでした。

この時点で鑑別診断がいくつか思い浮かびます。

  1. 骨間筋(または虫様筋)の拘縮
  2. 足根中足関節の運動障害
  3. 中足骨の疲労骨折
  4. 総腓骨神経の絞扼障害

さらに、触診検査によってこれらの鑑別診断を取捨選択していきます。

残ったのは1と4でした。

特に4番の影響が強かったです。

総腓骨神経の中でも浅腓骨神経の絞扼が症状に影響していたようでした。

治療後はゼロに。

神経の絞扼障害では、なかなか1回で症状が寛解しません。

彼の場合、発症からまだ1週間しか経過していなかったので、治療の反応が良かったのでしょう。

 

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