肩と股関節の痛み

今日来られた初診の方の主訴は、肩と股関節の痛みでした。

最初に肩の痛みについて。

上肢の挙上で痛みが現れます。

情報がこれだけだと以下のような鑑別診断が考えられます。

  1. 関節包
  2. 棘上筋
  3. 肩鎖関節
  4. 第1肋骨
  5. 上腕二頭筋腱

痛みは肩の後部。

もう少し正確に書けば、首の付け根から上部僧帽筋にかけてです。

こうなると、上記の中では第1肋骨しか該当しません。

触診すると第1肋骨にかなり鋭い痛みが現れました。

 

次に股関節の痛み。

こちらはすでに2年ほど経過しているとのこと。

なかなか、タフなケースかもしれません。

痛みは股関節の外側、ちょうど大転子のところにあるようでした。

嫌な予感。

なぜかと言うと、ここには転子包という水風船のようなものがあり、摩擦軽減の役割をしています。

もしこれが痛みの原因構造なら少し厄介です。

この時点での鑑別診断は以下の通り。

  1. 股関節の関節包
  2. 腸脛靭帯
  3. 外側広筋
  4. 転子包

 

結果はおそらく外側広筋。

おそらくといのは、まだ確信がないので。

また、発症してから2年が経過しており、ここで痛みがゼロになったとしても、トレーニングで痛みが再発する可能性もある。

予後経過観察ということにして終了しました。

 

肩の痛み
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