おはようございます!当院の斜め向かいにある小学校から子供らの元気な声が聞こえてきます。毎朝エネルギーをもらっています。
昨日来られた患者さんは股関節痛を訴えておられました。スクワットのボトムで股関節外側に痛みが現れるというのが主訴です。
触診による圧痛はなし。動作痛は重たい(250kg程度)スクワットによるトレーニング後に現れるとのことで、オフィスで症状の再現は不可能な状況です。
その場でスクワットをしてもらうと、患側の左股関節がわずかに内旋しているのがわかりました。
以上の情報のみで推測できることは以下の通りです。
- 左股関節の関節包前内側の硬縮
- 左薄筋、左内転筋の硬縮
- 左中殿筋の弱化
- 左大殿筋(外側)の弱化
- 左大殿筋(後側)の硬縮
また、触診により左寛骨はPIEX、右寛骨はASIN、下部腰椎左回旋変位、胸腰椎部右回旋変位であることがわかりました。
さらに、問診により4日前にデッドで左内転筋の肉離れをしていることが判明。自分の診たてをさらに確固たるものにしました。
治療後にスクワットをしてもらったところ、動作はスムーズになったとのことでしたので、次回スクワットのトレーニングで確認してもらうことにしました。
この方、以前にも同じ症状が現れ、そのままトレーニングを継続していたらぎっくり腰になってしまったということでした。
来月に大会を控え、ピーキングサイクルの真っ最中ということで、扱う重量も増えている状況です。
このような局面では、人ぞれぞれが持つ動きの癖が現れやすいため、怪我のリスクは高まっていきます。
大事に至る前に対応することが大切ですね。
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