群発頭痛

本日、来院された初診の方は頭痛のケース。

20年前に群発頭痛と診断されて、それ以来定期的に発作症状が現れるとのことだった。

頻度は2年に1度なので、頻繁ではないが、群発頭痛はいろいろな頭痛の中でも特に痛みが強いタイプである。

頭痛については以下のリンクを参照いただきたい。

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上のリンクでも説明してあるが、こちらにも群発頭痛について抜粋しておく。

群発頭痛は30代の男性に多い頭痛です。数年に1回(多いと年に数回)の頻度で起こる比較的珍しい頭痛です。一度発症すると1,2か月にわたりほぼ毎日頭痛が続きます。群発頭痛の痛みは非常に強く、鎮痛剤によっても痛みは軽減しないことが多いです。

片側の目の奥(眼底痛)や眼球に強烈な痛みを訴えるケースが多いのも特徴です。また、涙や鼻づまりなどの症状が伴うこともあります。アルコール摂取により症状は悪化します。

 

本日のケースも痛みは眼底~目の周囲~側頭部にかけて現れていた。

いつもなら、数時間で痛みが引いていくそうだが、今回はすでに数日間痛みが現れているとのことだった。

最近のリサーチによると、群発頭痛の原因は「内頚動脈の炎症」という説があるそうだが、カイロプラクティック的には内頚動脈に対してはアプローチしない(内頚動脈のマニピュレーションもあり決して不可能ではないが)。

あくまでも、以下の構造の異常に対してアプローチしていくのがカイロプラクティックの治療である。

  1. 関節
  2. 筋肉(腱、靭帯など)
  3. 神経

 

ところで頭痛はカイロプラクティックによって、とても効果的に改善させることが可能である。

そして、多くのケースにおいて上部頸椎のサブラクセーションが頭痛の原因になっていることが多い。

今回のケースも例外ではなかった。

頸椎1番と頸椎2番が真逆の方向にねじれていた(回旋)。

上部頸椎のサブラクセーションは、上部頸神経の障害を引き起こすことがある。

解剖学的には上部頸神経と三叉神経には共有構造があるため、上部頸神経障害が三叉神経障害へと連鎖してしまうことがある。

三叉神経は三叉というくらいだから、三つに枝分かれしており、そのうちの1つが眼神経。

これが眼底の方にまで伸びており、三叉神経痛でも眼底痛が現れる場合がある。

つまり、この前提に立てば、上部頸椎のねじれを除去することで、三叉神経痛(眼底痛)を改善させることができることになる。

実際、臨床に置いて、この考え方でアプローチすると見事に(その場で)痛みが消失していくことが多い。

本日の患者さんも思った通りに反応してくれた。

 

ちなみに、頸椎のサブラクセーションは普段の何気ない動作の反復や姿勢の問題などが原因になることが多い。

最後に予防のための運動をアドバイスして終了となった。

 

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