おはようございます!今朝は肩のトレーニング。最近は最後の1セットだけディセンディングセットで少し刺激を強めにしています。
「テストで良い点を取るために勉強する」、「大企業に入るために一流大学を目指す」、「たくさん稼ぐためにたくさん働く」・・・
これら全てに共通していることは、『結果を得ること』がモチベーションになっています。
カイロプラクターなら「痛みを改善させるために治療する」という感じかな。
『そんなの当たり前だろ』という声が聞こえてきそうですが、必ずしもそんなことはありません。
もちろん、ある程度の結果を求めるのは間違いではありません。しかし、それはあくまでも自分の方向性の確認のための目安に過ぎないということ。
大切なことは、我々は結果をコントロールすることはできないということ。制御不能なことに執着すると内的な不安定性が増していきます。
執着が強い場合、結果に対して一喜一憂する傾向があります。つまり、望まれた結果が得られた場合は歓喜し、そうでない場合は悲嘆にくれるという具合です。
これはあまり健全な状態とは言えません。
先ほど、「制御不能なことに執着すると内的な不安定性が増す」と書きましたが、これを言い換えると、「内的な不安定性が大きい人ほど、結果に執着する」とも言えます。
つまり、不安定な人は外的な安定性を求めるということです。
(外的に安定なとき(満足いく結果が続いているとき)は、その人の内的な安定性は保たれています。)
非常に疲れる人生ですし(笑)、おそらく楽しんで実行できていないでしょう。
結論としては、結果を求めて治療を行っているカイロプラクターは、まだまだカイロプラクティックを楽しめていないということです。
【お知らせ】
- 5月20日(日)第26回マインドフルネス瞑想会@名古屋
- 7月22日(日)第1回スポーツカイロプラクティックセミナー@大阪(筋膜編)
- 日本スポーツ徒手医学協会の会員も随時募集中です。
- 10月18日(木)第2回神経モビリゼーションセミナー@札幌