おはようございます!今朝も4時に起床。朝のルーティンをこなし、ゴールデンタイムを満喫しています。本日も絶好調です。
昨日は東京にてセミナーでした。いつものように新幹線内では読書と窓からの景色を楽しみ、セミナーでは受講者とのコミュニケーションを楽しみ、自宅では患者さんからいただいた生蕎麦を楽しみました。
先週は大阪、そして昨日は東京のセミナー受講者に予約の合間はどうしているのか聞いてみました。
ネット、読書、昼寝・・・しかし、カイロプラクティックの勉強という人が少なかったのが気になりました。
もちろん、ぼくも予約の合間にはネットも見るし、読書もします(寝ることはないけど)。
しかし、かなり多くの時間を情報収集に充てています。日頃の臨床でうまくいっていないケースにつながる情報、セミナー準備の際に疑問が出た場合の情報収集などです。
その100%が文献検索によるもの。そして文献は100%英語です。なぜなら、質の高い医学論文はみな英語だからです。
昨日のセミナーでも、多くの日本のカイロプラクターは英語の壁に阻まれて独学ができないように感じました。
現代のような情報化社会において、情報を得ることができないというのは、とても大きなハンディです。
どの程度のハンディかと言うと、タイの森林僧院で出家している位のハンディです(笑)。
これは、とてつもなく大きい。この状態のままカイロプラクターとして5年、10年経過したら、ぼくとの情報量の差がとてつもないことになる(既になっているが)。
逆にここから心機一転して、情報の壁をぶち破ることができたら、カイロプラクターとしての進化はとてつもないことになる。伸びしろはとても大きいはず。
ということで、次回のセミナーからは「英語文献の読み方」についても毎回講義することに決めました。
セミナーのテーマと同じ内容の英語の医学論文を一つ選び、皆で読んでいきます(30分程度)。そこに書かれてある情報を勉強しながら、医学用語の解説もしていきます。一石二鳥です。
医学用語は、ほとんど合成語なので、語源さえ知っていればある程度意味を推測できてしまいます。そんなことも併せて解説していきます(ここが一番重要なところ)。
また論文は全て読む必要はありません。そんなことをしていたら、大量の論文を読むことはできませんので。
重要なのはいかにして自分にとって必要な情報を拾い上げるかということです。英語だけが問題ではないのです。そのコツを毎回伝授していきます。
これができるようになれば、カイロプラクターとしての進化は飛躍することでしょう。これから5年、いや1年もあれば、とても大きな差になるはずです。
昔、岐阜大学の医学部生を対象に「医学論文の読み方」についての授業をやったことがありますが、ほぼ全員理解できていませんでした(非常に平易な医学論文を選んだのですが)。
最初はみなそんなものです。ただし、ずっとこの状態はまずい。とてもまずいと思う。
ぼくの役割は、受講者のみなさんがカイロプラクターとして進化するための方法を伝えること。そして、セミナーだけではなく、独力でもそれが可能になるところまで引き上げることです。
また、楽しみが一つ増えました。
- 19年9月8日(日):第38回マインドフルネス瞑想会@名古屋
- 19年9月12日(日);スポーツカイロプラクティックセミナー(神経編)@札幌
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