おはようございます!昨晩はゴールドジムで知り合った旧知の友人と自宅にてパーティーでした。たまにはこういうのもいいものです。
先週、来られた新患の方のケース。
中学生の運動選手。主訴は腰痛でした。
半年以上前から腰の痛みが取れないとのこと。この年齢で半年も腰痛というのは、ちょっと異常事態です。
そして、このような特殊なケースの場合、何か重大な原因が見逃されている。もしくは、関節のサブラクセーションである可能性が高いです。
腰痛なら仙腸関節がとても怪しいということになります。
触診してみたところ、それなりに関節の問題はあるのですが、著しくおかしいという感じではありませんでした。
しかし、問題の程度と自覚症状の程度は必ずしも比例しません。
ぼくができることは、目の前の問題を淡々と改善させていくことのみです。治療後は腰の痛みはほぼゼロになったのですが、最後まで残っていたのが尾骨周辺の痛み。
聞いてみると数日前に酷く尻もちをついたとのことでした。触診してみると尾骨周辺に鋭い圧痛が集中していることがわかりました。
もう、こうなると尾骨がサブラクセーションを起こしている可能性が高くなります。ただし、尾骨のアジャスメントはとても痛い。
この子が耐えられる程度の強さで尾骨のアジャスメントを行いました。治療後の尾骨痛は2/10程度に。
とりあえず、予後経過次第で再度治療が必要かどうか決めることにして、ここで終わりにしました。
先ほども書いたように、尾骨のアジャスメントは激痛を伴うことが多いため、アメリカでは部分麻酔をかけて行うこともあるくらいです。
この子は痛みに耐えてよく頑張りました。
ぼく自身もカイロプラクターとしてまた一段進化できました。ありがとうございました。
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