子供の腰痛

今日は1人だけ新患の方が来られた。

主訴は腰痛。

ただし、中学生である。

子供の腰痛は大人の腰痛とは少し意味合いが異なる。

原因が特殊なことがあるので要注意である。

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痛みは1週間前に発生。運動後に痛みが増悪したとのことだった。

実際に痛い部位を聞くと、右腰部だった。

前屈で痛みが増悪するが、背屈の方が痛みが強い。

この時点での鑑別診断は以下の通り。

  1. 胸腰椎移行部・下部腰椎の椎間関節障害
  2. 仙腸関節障害
  3. 上殿皮神経
  4. 大殿筋

触診により仙腸関節に鋭い圧痛あり。

また、上殿皮神経の絞扼部位にも圧痛が確認された。

さらに、胸腰椎の椎間関節に伸展制限もあり。

これらの情報から、この子の腰痛にもっとも影響を及ぼしている構造は仙腸関節のように思われた。

従って、仙腸関節を中心に治療を試みた。

治療後は前屈・背屈ともに痛みゼロに。

中高生くらいだと治療の反応がすこぶるよい(逆にこの年代で治療に反応しない場合、かなり重篤な状態と言える)。

もちろん、予後経過も良好となるが、一応痛みが再発した場合、ご連絡いただくことにして終了となった。

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