おはようございます!今朝は背中のトレーニング。チンニングではクリスマスツリーの部分を意識してやりました。ベントオーバーローイングは伸張性収縮を意識。
最近、立て続けに外反母趾が主訴の患者さんが来られました。
カイロプラクティックと外反母趾というイメージがない方が多いと思いますが、しっかり適応症状です。
と言っても、背骨をいじって終わりなどというぶっつけ仕事はしません(笑)。
もちろん、背骨も大切ですが、まずは痛みを除去して少しでも楽になってもらうという方針です(それがたとえ代償性のものであっても)。
従って、アプローチは局所的。
外反母趾の痛みは母趾の関節に現れます。つまり関節周辺にある靭帯や関節包が痛みの原因構造です。母趾MP関節の関節包で拘縮している部位を探り当て、まずはここを治療。
次に母趾を内転させている筋肉を診ます。足底部にある筋肉。これだけで随分と痛みが軽減されます。
ここまでが局所的なアプローチ。
次に少し範囲を広げていきます。
まずは足底アーチ。外反母趾の方の場合、足裏の重心が内方に寄っていることが多いので、足底アーチは潰れています。従って、足底腱膜炎を併発していることもあります。
その場合、第1足根中足関節の伸展、舟状骨の内旋、踵骨の外反などが起こっているので、それぞれの関節の変位と可動性制限を改善。可動性制限は動作の中で診ていきます。
また後脛骨筋や長母趾屈筋は伸張位となっているので、これらにも対応します。
膝関節は外反位、股関節は内旋位、そして骨盤、腰椎・・・・
できることはいくらでもありますが、まずは痛みの改善が最優先。患者さんもそのために来ているのですから。
【お知らせ】
- 5月2日(水)~7日(日)まで休診です。
- 5月20日(日)第26回マインドフルネス瞑想会@名古屋
- 日本スポーツ徒手医学協会の会員も随時募集中です。