おはようございます!今まではブログを書いた後、ミャンマー語の勉強だったのですが、ミャンマー語の優先順位を上げてブログは後回しにしています。
数日前に来られた下肢関連痛のケースについて。
数週間前より右でん部から足にかけて痺れ。整形外科の受診はなし。荷物の運搬を繰り返した後から痛みが現れています。腰痛はなし。発症以来、症状は悪化も改善もしていない状況。
来られた時点で若干、歩行困難な様子でした。座位で症状は増悪。
膝より遠位に感覚異常がある場合、坐骨神経痛の可能性が高くなります。問診時には、そんなことを考えていました。
触診したところ、下部腰椎(ヘルニアの好発部位)からは陽性反応なし。ただし、SLRは30°で陽性。この時点でヘルニアの可能性は捨てられず。
でん部の触診では仙腸関節と近接する靭帯に強い圧痛がありました。特に靭帯の圧痛はかなり強い。
骨盤周辺の靱帯の問題は、しばしば坐骨神経痛のような症状を引き起こします。触診で一番怪しいと感じたのがこれでした。
右仙腸関節のアジャスメント、そして靭帯の治療後、自覚症状は8割減。
この時点でヘルニアの可能性はまだ捨てていませんが、この方の下肢痛の原因にはそれ以外の要素もあり得ることがはっきりしました。
治療後、このまま症状が軽減していくようなら様子見とすることをお伝えして終了しました。
このケースで特に重視したのは以下の点。
- 右仙腸関節のサブラクセーション
- 近接する靭帯
- 腰椎
(重要だと思われる順序)
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