おはようございます!今朝の名古屋は曇天。今年の梅雨は最近には珍しく梅雨らしくなっています。気温はそれほどでもないけど、湿気がすごいです。
昨日来られた新患の方のケースについて。久しぶりにまったく太刀打ちできませんでした。何をやっても症状の改善がない。こんなのは久しぶりです。
肘の痛みが主訴でした。肘痛ですと、テニス肘やゴルフ肘などがありますが、この方の場合は明らかにそれとは違う。
痛みの場所からは上腕二頭筋腱かとも思いましたが、触診してみるとそれも違う。しかし、肘の動きに伴う痛み(動作痛)は出るという具合。
触診で痛みを誘発させることもできますが、筋肉でも腱でもない感触です。ただ、深い構造の何かであることは確か。
今のところの個人的見解は、骨間膜に近い何かが痛みの原因構造のような気がしています。ただ、それも確証がない。
また、橈骨頭の不安定性もあり、こちらも主訴に関係しているという印象。
いろいろ手を尽くしましたが、治療前後でほぼ症状が変わらないというケースは久しぶりでした。難易度が高いのかもしれませんが、それは言い訳にしか過ぎません。
ただ、現段階で一つだけはっきりしていることがあります。
それは、「治療が的外れ」であるということ。初診時であっても、治療前後に主訴に全く変化がないということはそういうことです。
つまり、原因構造に行き着いていないということ。実力不足です。
しかし、カイロプラクターとしての伸びしろがあることを確認できて嬉しかったです。