おはようございます!昨日11月のヤンゴン滞在先ホテルを決めました。他の渡緬者も全員同じホテルに滞在することになりました。今回は1泊2500円くらいと、いつもの2.5倍の値段ですが、部屋のクォリティは5倍くらいなので、得した気分です。
昨日来られた初診の方は、なかなか難易度の高いケースでした。主訴は右下肢全体のしびれ。まんべんなく全体的に痺れている状態です。ちなみに、画像検査では何も異常なしです。
末梢神経に起因する症状の場合、このような知覚異常は現れません。中枢神経系の場合であっても、このような症状の現れ方は考えにくい。そうなると、神経の線は消えます。
可能性があるのは血液循環障害ですが、大腿動脈や後脛骨動脈をチェックしてみても異常は感じられませんでした。
姿勢による症状に変化はなく、常にしびれがある状態です。また動き(運動や歩行)によっても変化はありません。
徒手療法では、ある程度『あたり』を付けて、治療していくのですが、これほどあたりが付かないケースは珍しいです。
唯一ヒントになりそうだったのが、『膝周辺の違和感から始まったような感じがする』とのことだったので、膝関節を中心に治療しました(しかし、膝関節には全く異常を感じませんでした)。
また、内臓からの関連痛という可能性もあるので、大腸、胃、肝臓、盲腸(回盲弁)など手あたり次第に診ました。ただし、内臓から下肢全体に広がる関連痛というのは考えにくいです。
治療後は膝から下のしびれは改善したとのことでしたが、今一つ反応は良くありませんでした。
最後に栄養学的なアドバイスをして終了。予後経過次第で治療法を再考する必要があります。
未だに何が原因かまったくわからない。
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