【半月板】膝の痛み

カイロプラクティックの適応はいろいろありますが、中でも「関節に起因する症状」は得意分野の1つです。

中でも膝関節は問題の好発部位です。当院に膝の痛みを抱えて来られる方がたくさんいらっしゃいます。

40代以上の中年期以降で意外と多いのが、半月板に問題が起こりそれが膝の痛みとなって現れているケースです。

半月板は膝関節の間に挟まっている軟骨のような組織のこと。膝の内側と外側に一つずつあります。

主な役割は衝撃の吸収です。また膝関節のスムーズな動きにとっても大切な構造です。

従って、半月板に問題が起こると、膝関節の引っかかり感が現れたりします（痛みが伴うことも多いです）。

半月板の具体的な問題は、断裂（または損傷）です。半月板が断裂してしまうと、残念ながら徒手的には回復が困難な場合が多いです。この場合、手術が最善の治療法となります。

しかし、軽微な傷程度であれば、カイロプラクティックの手技によっても回復が十分可能です。

半月板は膝関節の動き（曲げ伸ばし動作）によって、前後に動きます。

この前後の動きが制限されることで、膝関節の引っかかり感や痛みが現れている場合も多いです。

「半月板の運動制限」がある場合、MRIなどの画像検査では異常なしと判定されます。従って、整形外科的には対応が不可能です。

過去にいくつもの半月板起因の膝痛のケースを診てきましたが、共通する症状は以下の通りです。

1. 膝の曲げ伸ばしで痛みが誘発
2. 階段の上り下り（特に下り）で痛み
3. 痛みは深部の鋭い痛み
4. 膝の内側の痛み
5. 膝の引っかかり感

上記のような膝の痛みでお悩みの方は、是非一度お問い合わせください。