年初に立てた目標が、ようやく形になりました。ずっと温めてきた「海外での解剖実習」という夢が、ついに実現します。
あけましておめでとうございます。今年も皆様にとって素晴らしい一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。 今年も精力的に…
昨年から何度も何度もやり取りを重ね、時に困難にぶつかりながらも、粘り強く交渉を続けました。そして先週、ついにタイ東北部にある大学の医学部から、正式な受け入れ文書が届いたのです。この瞬間、これまでの苦労がすべて報われたような、深い喜びと安堵を感じました。
最高の環境で、最高の学びを
来週25日(月)から始まる5日間の解剖実習のため、私は前日、23日(土)に名古屋を出発します。1日6時間というハードなスケジュールですが、指導には医学部の先生が4人もついてくださるとのこと。これ以上ない手厚いサポートに、本当に感謝しかありません。
今年の5月に見学させてもらった解剖実習室は、まさに圧巻でした。国立大学ならではの規模と、隅々まで行き届いた最高の設備。あの日、ここで実習ができることを夢見ていましたが、その夢が現実になると思うと、今からワクワクが止まりません。
専門分野を超えた、一生の財産となる経験
もちろん、楽しみにしているのは解剖学の学びだけではありません。実習は午後4時に終わるので、その後は自由時間です。異文化に触れながら街を歩き、タイの美味しい料理を堪能するのも楽しみですが、最も心待ちにしているのは、現地の医学部学生との交流です。
彼らと直接言葉を交わし、学びや文化について語り合うことは、何物にも代えがたい貴重な経験になるはずです。このような素晴らしい機会は、一生に一度あるかないか。
おそらく、この5日間は瞬く間に過ぎてしまうことでしょう。だからこそ、一つひとつの瞬間を大切に、五感を研ぎ澄ませて、この特別な時間を心に刻みたいと思います。
