不安と心配

 

長年、心を訓練していても不安が生じることはある。

大切なのは不安を「心の現象」として観るようにすること。

そうすれば、心配をすることはなくなる。

少なくとも、心配の度合いは減ると思う。

 

心の訓練を十分積んでいる人の場合、「一の矢」は刺さっても「二の矢」はささらない。

一の矢というのが不安のことであり、二の矢が心配することである。

「心に不安が生じている」という観察にとどめ、それ以上発展させなければ何も問題は起こらない。

世の中の問題は二の矢、三の矢が刺さることで起こっている。

それは個人間の問題だけではなく、国家間の問題も同じである。

 

また、一の矢は事実、二の矢(それ以降)は妄想のこととも言える。

多くの人は事実と妄想の区別がついていない。

だから、世の中はいつまで経っても混沌としているのだろう。

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