ぎっくり腰

最近、多いのがぎっくり腰のケース。

本日も2名の方がぎっくり腰でした。

ちなみに、ぎっくり腰というのは俗称です。医学的には「急性腰痛症」となります。

ぎっくり腰は「腰の捻挫」のようなもの。

ただし、ぎっくり腰の原因は多種多様です。

カイロプラクティック療法では、最初に原因構造を突き止めることから始めます。

痛みの原因となっている構造です。

具体的には、以下の通り。

  • 筋肉(腱、靭帯なども含む)
  • 神経
  • 関節
  • 内臓
  • その他

原因構造は1つに特定する必要はありません。

むしろ、複数の構造が痛みの原因になっていることの方が自然です。

なぜなら、上記の構造はそれぞれが密接にかかわりあっているからです。

大切なのは、それぞれのぎっくり腰のケースにおいて、どの構図が自覚症状(腰痛)に影響を与えているのかの目途を付けることです。

そのために大切なのが、問診と触診です。この2つの検査でほぼ原因構造は特定できます(たまに特定が難しいケースもありますが)。

特に触診力はカイロプラクターによって、差が出やすいです。

つまり、カイロプラクターとしての実力は、かなり触診力に左右されると感じています。

 

さて、本日のぎっくり腰の方の場合ですが、腰椎の関節(椎間関節と言います)が痛みの原因構造でした。

腰椎全体に影響が及んでいましたが、特に1つの椎間関節に強い圧痛と可動域制限が触診されました。

これがわかってしまえば、その部位を改善させることで、この方の自覚症状(腰痛)は改善すると予測できます。

最後にぎっくり腰になってしまうパターンについて。

  • 長時間の同じ姿勢(座位、立位)
  • 疲労の蓄積
  • 同じ動作の反復(スポーツ、仕事)
  • 姿勢(腰が丸くなる姿勢)
  • ストレス

特に疲労の蓄積は、ぎっくり腰の方に見られる共通の特徴です。

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