掃除

全ての動作に意識を集中して丁寧に行う

あるテレビ番組での話。

 

ヨーロッパのどこかの国から日本の小学校に視察に来ていた人が、放課後に小学生らが掃除をしている光景を見て非常に不思議がっていました。

 

「掃除は罰としてやらせることがあるが、通常は掃除婦にやってもらっている」と言っていました。また「何も悪いことをしていない子供たちに掃除をやらせるなんて、虐待じゃないか!」と言わんばかりの雰囲気です。

 

そこで、その学校の校長先生は「掃除をさせることで協調性を養うことができます。教育の一環です」と説明されていました。

 

しかし、「その考え方はとても理解できない。うちでは絶対に子供らに掃除なんてさせるつもりはない」とかなりの拒絶反応を示していました。

 

ここで思い出したのが、プラユキ師の話です。お寺では枯れ葉の掃き掃除をするそうですが、その時に「枯れ葉を丁寧に隅から隅まで掃いていきます。全ての動作に意識を集中して丁寧に行うことで、次第に心が整えられていきます」とお話されていました。

 

良くも悪くも、行動・動作が心の状態に影響を及ぼしているということです。

 

 

池に石を投げ込むと波が立ちます。しかし、しばらくすると波は次第に収まります。波を小さくしようとして余計なことをすると余計に波が立ってしまいますから、静観するのが一番です。いや、それ以外方法はありません。

 

動作に意識を集中することで、思考の入り込む余地がなくなります。それが、心を整える(波を静める)ことになります。

 

これは掃除だけに限りません。生活全般に活用できる考え方です。歩行中、運動中、食事中などいろいろな場面で活用できます。これら全てを丁寧に行うことで、心の波は静まっていきます。

 

ぼくはカイロプラクターですから、患者さんの話を丁寧に聞いたり、触診や施術を丁寧に行うことがこれに当たります。このような意識を持つことで、自他ともに恩恵を得ることができます。

 

それにしても、ヨーロッパから視察に来ていた先生らは、折角のチャンスなのにこういうことに気づくことができずに勿体ないなあと思いました。

 

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