今ここ

結局は「目の前の患者さんに全神経を集中させること」

おはようございます!今朝の名古屋は一段と冷え込んでいます。今日もさわやかな冬晴れのようです。

 

先日、ある医師の方と食事をしました。ご自身でクリニックを経営されています。この時期は風邪の患者さんがたくさん来られるそうで、一日に200~300人程度お一人で診られています。

 

それにしても、200人というのは想像を絶する数です(診療形態は異なりますが)。一人3分としても600分(10時間!)です。

 

そのお医者さんが「午後にあと100人診なければならない」と思うと気分的に非常にしんどくなると仰っていました。確かに、あと100人と考えてしまうときついと思います。

 

すると、「インドで瞑想している時はしんどくなかったですか?」と聞かれました(インドで一日12,3時間程度の瞑想を3か月ほどやっていたことがあります)。

 

確かに、「あと5時間」とか「あと1か月」とか考えていたら、しんどくなっていたのかもしれません。

 

しかし、当時のぼくは、そのような考えがちらちらと横切ることはありましたが、決してそちらに心がぶれないように意識的にコントロールしていました。それだけで、しんどさはほとんど感じませんでした。

 

このことは、日々の生活でも大いに役立っています。

 

ポイントは、やはり「今ここ」に心をとどめておくことです。その一点に心を張り付かせておくこと。

 

これは、心の性質上、自然にできるというものではありません。意識しなければ、心を今にとどまらせることはできません。

 

つまり、ありきたりの表現になりますが、「目の前の患者さんに全神経を集中させること」ですね。これこそが、唯一のWin – Winシチュエーションを導き出す方法だと思います。

 

 

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結局は「目の前の患者さんに全神経を集中させること」” への2件のフィードバック

  1. 200人は異常だと思います。「よく体が持つな。」と。
    ただ、(診てもらった事がないのに分かるのか?!という非難を覚悟で書くと)きちんと診る事(問診とか)が出来てみえるのかなぁ?とも思いました。
    私の行きつけの二人のお医者さんの例を書かせてもらいますね。
    歩いて5分のK先生は、基本的に完全予約制(当日予約もOK)で、おそらく15分単位で2~3名の予約を受付けてみえる様です。
    急患の飛び込みも受け付けるので、15分に3名として計算すると、午前が9時~12時の3時間、午後が4時~7時の3時間なので、72人しか診られませんよね。
    私の様に絶対に5分では終わらない人も多いと思いますので、様子を見ていると、定時に終了する事は稀です。(いつも1時間位は遅くなる。)
    車で20分くらいのK先生(あっ、イニシャル同じだった)の場合は、予約は受け付けないという方針を貫いてみえます。(診察時間は、前のK先生の所と同じです。)
    かかってみて分かってきたのですが、とことん患者の話を聞いて対応する方針の様で、一人一人どれだけ時間が掛かるか分からないのに、予約なんかできない(予約をとっても後半は予約時間が意味を成さない位に遅くなる)という理由だと想像します。
    私の経験で、最高2時間半待った事があります。
    それでも厭わずに来られる方が多いとみえて、月日を重ねて通っていますが、全然空いては来ません。
    当然あまり多くの人数は診られない筈ですが、一人一人に掛る時間が長いので、午前の部が終わるのはいつも午後2時を廻っています。(午後の部の遅い時間に行った事がないので、その終了時間は分かりませんが、午後7時までの筈なのに「7時半までに入れば大丈夫ですよ」と言って下さいます。(事前にTELすれば、もう少々遅くても・・・とも)
    どちらが正しい(又は良い)という事が言いたい訳ではありません。
    かかってみて、どちらのK先生もとても良い先生です。
    それぞれが、一方は「限られた時間しか確保できない人も出来るだけたくさん診てあげたい」、もう一方は「患者さんの気持ちをとことん聞いて対応してあげたい」、という信念で辿り着かれたやり方なのだと思います。
    なんだか取り留めの無い話になってしまいました。
    Dr.Sさんの今日のお話の中の、『「あと100人診なければならない」と思うと気分的に非常にしんどくなる』という言葉に反応してしまったのです。
    お医者さんになられる方というのは、(だんだん変ってくる人もいるけど)基本的に「人を助けたい」という熱い思いでスタートされていると思います。
    そのモチベーションが保てない程にハードな状態が続いたのでは、おそらく早晩ご自身が理想とされる診療ができなくなってしまうんじゃないかなぁ?と感じて、こんな事を書いてしまいました。

  2. コメントありがとうございます!

    カイロプラクターも含めて医療に携わっている人間は、医療人、そして経営者としての両側面があり、それらを上手に両立させていかなければなりません。特に個人事業主の場合、診療数∝収入というのがダイレクトなので、バランス感覚が大切です。

    医療人としての哲学を完全に貫きながら、経営(生活)も成り立たせていくというのが理想的だと思いますが、なかなか難しいというのが現実かもしれません。個人的にはこれが目指しているところですが・・・。

    また、先ほどバランス感覚という言葉を使いましたが、我々はバランス感覚を見失いがちです。精神的に疲弊している場合は、バランス感覚を崩している可能性が高いですね。

    大切なのは、それに気づき、傾きかけた身体をその都度起こすことなのだと思います。

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