発掘作業

おはようございます!患者さんの中にはビルダーが多いのすが、大会シーズン真っ盛りの現在、みな、バリバリの状態。ぼくも数十年に渡り経験しているので、わかるのですが、今が一番きつい時期です。もうひと踏ん張りですね。

 

ボディビルという競技は、生まれ持っての遺伝子、つまり素質が全ての競技です。そして、ウエイトトレーニングを数年(2,3年)やれば、自分が筋肉を肥大させるための遺伝子を持っているのかどうかはおよそ検討がついてしまいます。

 

世の中にはとんでもないくらい筋肥大の素質に恵まれている人がいます。自転車を漕ぐだけで丸太のような太ももになってしまう人もいますし、平均的なビルダーが何十年もかけて築き上げたバルクをほんの数か月で成し遂げてしまう人もいます。

 

ちょっと前までミスターオリンピアだったジェイカトラーは、初めてのベンチプレスで135kgを挙上したというのを聞いたことがあります(ちなみに、ぼくは135kg挙げるのに15年かかっています)。

 

また、裏ミスターオリンピアの『ミスタービック』ことビクター・リチャードに至っては、「あいつは、鉄を見ているだけで筋肥大する」と言われたほどの素質の持ち主でした。

 

ぼくは25年ほど前、LA郊外の小さなジムでトレーニングしていたとき、ミスタービックに会ったことがあるのですが、彼を目の前にしたとき、余りの巨大さに感動しました(実はフレンチプレスで潰れたときに、ちょうど横を通りかかった彼に補助してもらった)。

 

こんな素質のバケモノような人間がうじゃうじゃいるアメリカで(地方の大会ですが)優勝することができ、日本でも準優勝することもできました・・・と話すとぼくにも筋肥大の素質があるように思えますが、ぼくの身体の筋組成は、速筋と遅筋が半々の非常に中途半端なものだと推測しています。つまり、長距離も短距離もそこそこできる。言い換えれば、どっちつかずの状態です。

 

それでも30年に渡り続けて来られたのには、理由があります、それは、「自分のポテンシャルを知りたい」という欲求のみです。

 

遺伝的にはそれほど恵まれていないけど、どの程度のところまでできるのかに興味がありました。つまり、「自分のポテンシャル」に興味があったのです。

 

そして、30年のトレーニングの末の結論としては、「素質はそれほど関係ない」というところに落ち着いています。もちろん、プロレベルということになれば話は違いますが、遺伝子、つまり先天的な因子よりも後天的な因子の方が結果には大きく影響するというのがぼくの結論です。

 

このことは、人生における他のあらゆる側面においても同様です。カイロプラクティックでも同じ。中には明らかに向いていない人もいますが、そんな人でもポテンシャルを引き出す努力を怠らなければ、必ずカイロプラクターとして社会に貢献できるようになります。

 

自分の中に宿っているであろうポテンシャルを引き出すことで、生き方に幅ができます。「楽しい」と感じながら生きることができます。

 

だから、ぼくは自分の可能性を引き出すための作業を止めることはありません。死ぬまで発掘作業は続けていきます。

 

 

【お知らせ】

9月7日(木)第7回AKT(関節運動学的テクニック)セミナー@札幌


スポーツ医学&カイロプラクティック研究所
名古屋市中村区竹橋町13-18オフィスワンタケハシ5階
(名古屋駅より徒歩5分)
電話:052-452-5006

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