生物と無生物のあいだ

おはようございます!久しぶりのブログ更新です。年末年始に若干生活のリズムが崩れていましたが、徐々にペースを取り戻しつつあります。

 

 

最近、なかなか面白い本に出会った。

 

「生物と無生物のあいだ」という本である(友人から借りたもの)。

 

簡単に言えば、「生物の定義」について著者の考えを説明してある本である。

 

著者は福岡伸一という方で分子生物学の専門家だ。

 

この本の中で特に興味を惹かれたのは以下の一節である。

 

『生命とは代謝の持続的変化であり、この変化こそが生命の真の姿である。』

 

ここだけ取り出して書いてみると、非常に難解な文章に見えるが、要は「全ての物事は常に変化し続けており、それこそが真理である」ということだ(と思う)。

 

我々が生きていくためには外から栄養を入れなければならない。口から取り込まれた栄養素は、消化管において小さく細切れにされ、そして血中へと流れだし、身体の一部として取り込まれていく。

 

ただ、取り込まれるだけであったら身体はどんどん肥大化していくが、そうならないのは取り除かれる部分があるからだ。

 

我々の身体は細胞・原子レベルで常に入れ替わっている(これが代謝というもの)。そして、半年も経てば全く異なる細胞に入れ替わっている。

 

話を先ほどの一節に戻そう。

 

これは著者による生命(生物)の定義である。そして、面白いのがこれはまさに『無常』の定義と全く同じであることだ。

 

分子生物学の専門家である著者が、幾多の実験を経て行き着いた結論が無常であるということが非常に興味深い。

 

変化=無常のことであるので、後半の部分は「無常こそが生命の真の姿である」となる。

 

おそらく、殆どの人は頭の中では「そんなの当たり前だ」と考えるかもしれないが、感覚的には受け入れがたいことなのではないだろうか。

 

たとえば、「あなたは半年前のあなたとはまったく異なる人物だ」と言われてもなかなか腑に落ちないと思う(それは錯覚なのだが)。

 

生命だけでなく、全ての物事は常に変化している。そして、それは真理である。

 

真理に逆らえば(不可能だが)、必ず苦しみが付いてくる。

 

実体験を通して真理を理解し、その流れに身をゆだねることが、もっとも楽な生き方である。

 

 

 

【お知らせ】


スポーツ医学&カイロプラクティック研究所

名古屋市中村区竹橋町13-18オフィスワンタケハシ5階 (名古屋駅より徒歩5分)

電話:052-452-5006

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です