おはようございます!昨日は朝から晩まで自分の時間が取れませんでしたが、今日は比較的余裕があります。こういう日も必要ですね。
たまに患者さんから「怒ることないんですか?」と聞かれますが、結構怒ります(笑)。
正確には「怒る」というアクションに至る前に分析・処理してしまうことが多いです。
しかし、確かに心の中に「怒り」が存在することは十分認識しています。
「怒り」を一方的によくないものと思っている方もいるかもしれませんが、決してそんなことはなく、我々が生きていく上でリスク回避できるのも怒りがあるからです。
従って、一概に怒りを悪者扱いすることはできません。
しかし、これが大きすぎると問題が発生します。
周囲に怒りをぶちまけて他人を巻き込んでしまったりしますが、最初の被害者は自分自身になります。
怒ることは、自分に毒を盛るのと同じ行為です。当然ながら心身の不調をきたすようになります。
明らかに怒りを抑圧していると感じ取れる方がいます。抑圧しているので、もちろん怒りはあります。
会話は普通なのですが、言葉の端々に抑圧しきれない怒りを垣間見ることができるのです。
体調も慢性的・全身的にすぐれず、なかなか辛そうな感じです。
何とかしてあげたいと思うのですが、まずは本人が怒りの存在に気づいてあげることが大切です。
まずはそこから。
気づいた後は、存在を認めること。怒り=悪という固定観念を取り払い、怒りのお陰で生き長らえていることに感謝します。
ここまでくると怒りを完全に手なずけている状態です。今まで猛威を振るっていましたが、訓練された飼い犬のように大人しくなっています。
完全になくならないかもしれませんが、少なくとも大人しくしているので影響はゼロです。
怒りを忌み嫌うのではなく、共存共栄できるように工夫してみたらいかがでしょうか。
- 4月15日(日);第25回マインドフルネス瞑想会@名古屋
- 4月19日(木);第1回神経モビリゼーションセミナー@札幌(4月19日)
- 4月22日(日);スポーツカイロプラクティックセミナー@大阪(最終回)