僕たちは世界を変えることができない

おはようございます!今朝の名古屋は一段と冷え込んでいます。空気が「身を切るような」冷たさでした。

 

 

「僕たちは世界を変えることができない」という本を読んだ。カンボジアに学校を建てる話だ。主人公は大学生。ちなみに、ノンフィクション。

 

今から20年前、インドに3か月ほど滞在していた時、アンドベーカルという人物の存在を知った。

 

インドの有名人と言えばガンジーが有名だが、アンドベーカルを知っている人は少ないと思う。

 

ぼくも、それまで知らなかった。しかし、インドでは誰もが知っている聖人・偉人である。アンタッチャブル(不可触民)から法務大臣にまで成り上がった稀有の人物だ。

 

彼の数々の偉業の一つが、カースト制を廃止する法律を作ったことである。また、仏教にも造詣が深かった。その遺志を日本人出家僧の佐々井秀嶺師が引き継いでいる。

 

(佐々井秀嶺師からアンドベーカルのことを知った)

 

アンドベーカルは教育の重要性にいち早く気づき、インド全国に無料の学校を作ったことでも有名である。

 

食べ物もお金も洋服も全てその場限りである。翌日(または数週間後には)にはなくなってしまう。しかし、知識は一生頭の中に残り、それがいずれ智慧へと発展する可能性がある。

 

だから教育は非常に大切である。一生の宝になり、それが人生を変えることになるからだ。

 

話を冒頭に紹介した本に戻そう。この本のタイトルがなかなか良い。「僕たちは世界を変えることができない」である。

 

カンボジアの子供らのために、がんばって学校を作った後の著者の思いがそこに濃縮されている。

 

ただ、決して悲観的な思いではない。

 

「貧しい子供らのために学校を作ったとしても世界を変えることはできないけど、自分と関わったほんの数人の子供らの人生なら変えることはできるかもしれない」という著者の謙虚な思いが込められているのだろう。

 

ボランティアと言うと、何か素晴らしい活動をしているように聞こえるが、それほど偉いことをやっているという意識もなく、単純に楽しいからやっているというのが実際のところだと思う。

 

そうでなければ、苦痛になってしまうはずだ。

 

喜捨でなければ続かないのである。

 

 

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