「今ここ」に生きるアマゾンのピダハン

おはようございます!現在、新千歳空港です。名古屋へのフライト待ちです。昨晩もいくらを食べましたが、空港でもいくらのお土産を買いました(自分用)。いくらは北海道訪問のルーティンになりつつあります。

 

道中のお供に積んであった本を二冊もってきました。こちらの二冊。

 

  • 成功する人は缶コーヒーを飲まない
  • 「その日暮らし」の人類学

 

前者は栄養に関する本です。書かれてあることは既知のものが多く、復習になりました。砂糖のこと、栄養がメンタルに及ぼす影響について、腸内環境のこと、などについてです。三石巌氏の分子栄養学についての書籍を読んだことがある人にとっては、物足りなさを感じるでしょう。

 

後者は著者が研究者ということで、文章が硬く、研究論文を読んでいるような堅苦しさがありました。言い回し、使っている言葉が難解なものもあり、余り頭に入って来なかったです。

 

しかし、面白い個所もありました。こんな一節がありました。

 

「成果追及主義の世界やそれに寄与することを目的とする情報社会によって、「今ここ」の喜びを犠牲にし、「いつかどこか」という超越的な場所で時間を消費し生きるように強制されている」

 

つまり、将来の安心を得るために、現在ではなく未来へと思考が張り付いた状態、

「現在」を生きていないということ。

 

日本や欧米の資本主義経済システムの傘下にいる人間は、このような心の状態に「当然のように」陥ってしまうということ。

 

資本主義の「進化」というのは、「現在」を犠牲にすることによって成り立っており、将来のゴールのために、徹底的に合理化、今を犠牲にして効率性を上げることが進歩だと著者は言ってます。

 

このような環境では「今ここ」に心をとどめることは、ある意味、流れに逆らうことですから、余程意識して生活しない限り、大勢に流されてしまいますね。

 

やはり、常に意識して「今ここ」に心をとどめるようにしなければならないと改めて思いました。

 

さらに、非常に興味深い部族の話が出ています。結論から書くと、世界一「今ここ」を生きている部族です。

 

ピダハンはアマゾンの原住民です。驚くべきことに、彼らの言語には過去や未来を示す時制がきわめて限定的にしか存在しない。さらに、彼らの言語には自らの直接体験による断言のみが含まれる。つまり、ピダハンは実体験したことがない事柄(過去や未来)について一切言及しない。

 

 

ピダハンが過去や未来について言及しないとうことは、彼らの関心事は「今ここ」にしかないということになります。つまり、現在をあるがままに生きているということ。

 

この本では彼らのことが以下のように書かれてあります。

 

彼らはよく笑う、自身に降りかかった不幸を笑う、過酷な運命をたんたんと受け入れる。未来に思い悩むわたしたちに比べて、何やら自信と余裕がある。彼らにとって一日一日を生き抜くために必要なのは、直接体験に基づく自身の「力」だけである。

 

まさに、これは「今ここ」に心がとどまっている人間の特徴ではないでしょうか。ピダハンこそ、究極的な「その日暮らし」、Living for today、いやLiving for NOWの実践者ですね。

 

ピダハンについてもっと知りたくなりました。

 

 

『このブログのランキング』を上げたいという人は一日一回クリックすべし!(笑)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓


スポーツ医学&カイロプラクティック研究所
名古屋市中村区竹橋町13-18オフィスワンタケハシ5階
(名古屋駅より徒歩5分)
電話:052-452-5006

「今ここ」に生きるアマゾンのピダハン” への1件のフィードバック

  1. Dr.s先生 こんにちは
    私、久しぶりの土曜休みです。(と言っても、午前中は医者通いでつぶれましたが)

    上手く表現できないのですが、
    今、日本人を含めた殆どの国が、「進歩」とか「向上」とかいう事がなければならない、という考えで動いている様に思います。
    右肩上がりでなければならない、と。
    これは、当たり前の事の様ですが、それを続けるという事は、次々に資源を消費し続けなければならないという事に繋がると思います。
    江戸時代の様に、閉ざされた環境の中の資源を循環させる範囲だけで人間らしい生活が出来る様な仕組みを構築する事は可能な様に思うのですが、自分自身を省みても、火鉢では我慢できなくて石油ストーブやガスファンヒーターを使っています。
    一度身についてしまった「便利」や「快適」を手放すのは、個人でも難しい。
    社会全体となれば、不可能と言えるのかも知れませんね。(独裁国でもなければ)
    何度も何度も頭に浮かぶ思いなのですが、毎回この辺りで行き詰まってしまい、「またいつか考えでみよう。」という事になってしまうのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です